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張り出し床版_断面修復

国道横断のボックスカルバート通路に設けられた歩道部の張り出し床版の補修を行いました。
海からの離隔が100m程度だったため、鉄筋の腐食が顕著でした。
中性化部分除去の後に鉄筋を新しいものに更生、注入による断面修復を行いました。
マーキング部分のコンクリートは、鉄筋の腐食膨張により浮きが生じてます。
「もし人が通っているときに落ちでもしたら・・・。」と考えるとぞっとします。
中性化したコンクリート部分と腐食鉄筋を除去。
フェノールフタレイン試薬による反応を確認し、はつり止めとしました。
主鉄筋・配力鉄筋をすべて入れ替えました。
主鉄筋と型枠の離隔を確認している状況です。
かぶりをいい加減に管理していると、せっかく補修しても耐用年数が短くなってしまいます。
注入口径は20mmを選択しました。
脱枠直後です。
材料が全体に緻密に良く行き渡っている様子が確認できます。
竣工です。